こんにちはあゆっちです。
よく仕事をしているとテキパキと効率的にこなすひとと、1回1回の作業の際に常に止まってしまい時間がかかってしまうひととに分かれています。
では何で同じひとなのにこんなに仕事量が変わってしまうんでしょうか。
「新人が、アルバイトが、最近の子は自分で考えないしやらない」とよく聞きます。
実際にはこの子たちはやりたくてもやることがわからないのでやれないだけなのかも知れません。
この解決法をディズニーランドが教えてくれました。
目次
ディズニーで働くひととは?
ディズニーランドで働いているひとたちってみんなキビキビしていて落ち着いていてしっかりしていて本当に凄いひとたちの集まりだと思いませんか?
しかしディズニーでは働いているひとの大半が地元の主婦や学生やフリーターで形成されています。
どんだけすごいアルバイト集団なんだって思っていましたが実際は違うんです。
この普通の人たちがここまで変わる理由、それがディズニーの戦略になります。
ディズニーランドでは作業手順を周知徹底し、誰でも同じ結果を生むしくみ、マニュアルをつくることができれば、スタッフはスムーズに動くはずだという理論があります。
例をあげると清掃マニュアルの中には「床面を拭く」「テーブルにささくれがないかチェックする」「テーブルを拭くときは、直前に拭いた部分といまから拭く部分を30%重複させて拭く」など手順が極限まで分解されて12項目にまでまとめられているそうです。
そのうえで「1〜12まですませたらまた1〜12までやりなさい」と指導されているそうです。
内容と手順が整理されているので誰がおこなっても一定水準以上の成果を出すことができるという理論です。
マニュアルはよりシンプルに

マニュアルを難しくしてしまうとどうしても自分で考えてしまい個人差が出てきてしまう恐れがあります。
マニュアルというのは誰でも分かるようにすることでより効果を発揮します。
しかし仕事をする上では要領がいいひとと要領が悪いひとがいるんです。
マニュアルを細かくすると誰でも分かるようにしていることから要領がいいひとがコレは必要なのかと疑問に思うことが出てきてしまいます。
要領がいいのと必要なことを省いてしまうのは違うのでそうした時にはちゃんとした態度を取らなければなりません。
上記の例で言うと「マニュアルどおりにやる理由はなんですか?」と言われた際に「そのほうがきれいになる」などと作業の結果について言うのではなく「お客さまに気持ちよく食事を楽しんでいただくためです」と言ってそのお店が目指すミッションについてはなしていきましょう。
すべてをシンプルにすることでやるべきことがわからないことがなくなり誰もが動けるようになります。
作業員が動かないは作業員を動かせるように徹底的に作業を分解し、本質を貫いた簡潔なマニュアルにしなくては職場は変わりません。
この方法を私なりに理解して会社や家庭で利用しています。
会社で
新人に教える際は細かく丁寧に教えて考えさせないくらい教えます。
それでも作業的にもれてしまった場合は考える必要はないから教えてくださいって言います。
家庭で
家庭では使った服を洗濯カゴにいれる際はタオルと服を分けるとか脱ぎっぱなしにしないとか置く場所はここだよとか子供たちでも分かるようにしています。
これはただ洗濯と簡単に一言でいってしまえばひとつの作業ですがその中にはいくつもの工程が潜んでいます。
その一つ一つを細分化すれば洗濯をする奥さんたちが少しでもその工程を減らすことが出来ると思ったからです。
洗濯した物を干す際も事前に洗濯機を回す順番を決めておけば洗濯物を避けながら干す事は無くなります。
仕事をやらないひとは実はやることがわからないだけかも?ディズニーから学ぼう まとめ
ディズニーランドで働いているひとたちはみんなもともと出来る一握りの精鋭部隊だと思われてた方多くなかったですか?
実際はそんなことはなく皆マニュアルの中で行動しているということです。
マニュアルを細かく細分化すれば誰しもディズニーランドのキャストのような機敏で出来るひとのような行動が実現できます。
あなたも色々と細分化することで出来るひと目指しませんか。
【参考書籍】
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